Mi pensamiento 想 い

日本人である私が大好きなフラメンコに触れたくて、
手に入れたくて何度も何度も訪れ続け、 留学したスペイン。

広大なその地にひとり立ったとき
一生、本質には辿り着けないのかもしれないという高い壁に失望したこともありました。

でもそれは違う
そう教えてくれたのが恩師アリシアマルケスでした。

"朝起きて 体調も感情も毎日違うように バタデコーラも毎日変化する
重く感じる日もあれば 軽やかに感じる日もあり
不自由に感じることもあれば 爽快なほどに自由に感じる日もある
バタにたくさんの愛情を込めなさい 愛しさを込めて バタで愛を運びなさい"

彼女は私にそう言い どんな日も どんな時も たくさんの愛情を注いでくれました。
私は恩師の温かさと愛情に触れ 今まで塞がっていた壁は自らが塞いでいたことを知り
彼女の元で学び、バタと共に日々踊ることで まるで水を得た魚のように踊りはじめました。

フラメンコは技術と知識だけでは踊れません。 人間らしさそのものです。

日々変化する中で
たくさんの愛と感謝を込めて育み その魅力を伝えたい

私がバタデコーラと共にフラメンコを踊る理由

フラメンコ舞踊家 井口裕香里

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