BLOG 日記

交響詩 我が祖国

古典派を抜けてロマン派に入ると、音の表現がより自由に豊かになって、まるで音が映像化されたように鮮明な光景になっていく、、
大学時代実技以外で1番大好きだった西洋音楽史の河村先生のシュールで熱い講義を思い出しながら、久しぶりにロマン派の音楽を聴いていると、スメタナの交響詩 我が祖国に再会。
巨匠カラヤンのオーラと品格、創り出す音にキラキラホロホロしながら聴き入っていると、、、
!!!
自分のフラメンコのルーツがこの曲にあった事を思い出しました。。
この交響詩との出逢いは中学生の頃。
当時合唱曲として授業で習ったモルダウという曲。
自分で調べていくと、原曲は交響詩であったこと、交響詩の中では流れ行くモルダウ川の様々な光景が描かれているとのこと。
その中に、川のほとりで行われている結婚式の中で民族舞踊が踊られている表現があり、ならばヨーロッパの民族舞踊を調べ尽くしてみよう、と音楽室の映像資料を漁っているうちに、
ドンっ!
とハートを打たれる衝撃、フラメンコと出会ったのでした。。
こんな風に巡って、今夜聴いたのも何かのご縁なのかな、、
祖国を愛してやまなかった、スメタナの大作。
急にいろんな想いが繋がったような気がして、、
胸が熱く、でもすっとした気分です。。



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