BLOG 日記

フィンデフィエスタのオンライン講座

投稿遅くなってしまいましたが
先週の土曜日、
池川寿一さん主宰VIVAフラメンコ音楽アカデミー主催のオンライン講座”フィンデフィエスタ攻略セミナー”にフラメンコ舞踊家として出演させて頂きました!
ご受講下さった皆さま、
ありがとうございました!

オープニングトーク中の池川さん

カンテの水落麻理さんと。

foto:ギタリスト目線での踊りの見え方、ということで、カメラに対して背面で踊りました。写真は、引き歌で帰ってきているところです。
ギターの奏法やコード進行の解説の後、実践、歌が入り、踊りが入った部分でも細かくパターン分けをしてデモンストレーションを行いながらの解説。
ギター練習生のみならず、歌や踊り練習生にもとっても勉強になる、興味深い内容でした。
私は踊り手なので、フィンデフィエスタのブレリアは踊り手の先生方から習いました。
中でも1番印象に残っているのは、セビージャ在住時代にマヌエルベタンソスのアカデミアで開催されていた、ヘレス出身の踊り手アンドレス・ペーニャのブレリアのクラスです。
来る日も来る日もアンドレが歌う様々なレトラのブレリアにレマーテをかけ、歌と一緒に抜ける練習。週に何度かは実際にいろんな歌い手が入り、聴いて踊る練習。
とにかく歌!歌を聴け!と。
歌と一緒に抜けられないと、歌の聴き方が悪い!とよく喝を入れられました。
ちなみにここでいう”歌を聴く”は、鑑賞するの聴くではなく、反応するために流れを察知するための聴く、です。
今でも、フィンデフィエスタはピリッとした緊張感があります。どんな歌が来るか分からないドキドキ、歌が来た時に反応する自分は反射的に踊るので、どんな振りで踊るとか考える隙はなく、ひたすら歌を聴いています。
この”反射”のような感覚を、今回ちゃんとお伝えできるか少し心配だったのですが、改めて言葉にしてみることで、私自身も勉強になりました。
こういう、なかなか説明しにくいフラメンコの様々なことを言葉にして伝える活動していくことが、フラメンコの裾野を広げていくことに繋がるんだと、改めて感じました。
私もフラメンコの裾野を広げる活動、
しっかり取り組んでいきたいです。



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