BLOG 日記

Sala Amador

昨夜は、サラ・アマドールに行ってきました。
開演時間を聞いて驚かないで下さい。
(私は驚きましたが、笑)
2時です。
夜中の2時からフラメンコが始まります。
通常、ファンホセアマドールの息子さんが唄うことが多いそうなのですが、昨夜のバイレは、ロサリオ・トレド。彼女の願いで、ファンホセアマドール自身が舞台に立ち、歌いました。
ギターは、ファン・カンパージョ。
そして、もっと驚くのが、このスペシャルメンバーで、グラティス(無料)ということです。
セントロから離れ、この時間ということもあってか、お客さんのほとんどが出演者の顔見知りや近親者といった感じで、アジア人の私が1人そこに入ると、ちらり、、なんとなくこちらの様子をうかがっているよう。でも、ショーが始まると、そんな空気はどこかに吹き飛びました。
ロサリオ・トレド(Rosario Toledo)
といえば、枠にとらわれないフラメンコ、でしょうか。
バレエの要素を入れたり、絵画を表現したり、コンテンポラリー要素も多く、衣装もとても個性的、表現力豊かな踊り手です。
そんな彼女がタブラオで踊る姿が、今となっては想像がつかなくなっていたのですが、、Ole!!!!!Muy flamencaでした。
二部は、彼女が歌い踊るタンギージョ。
更衣室から出できていきなり始まったので、ギタリストもカンタオールも、お客さんの中でパルマを叩いてハレオをかけます。
歌い踊るその姿は、まるでカディスの街角で、近所の人と立ち話しているおばちゃんのよう。
モダンでアーティスティックな彼女の内側の、ガディターナ(カディス出身の女性)である、本来の姿を観たような気がしました。
終演後、家に着いたのは、朝5時半。
でも、家はまだ誰も帰って来ていませんでした!
みんなのエネルギーにもOle!です(笑)



ページトップへ