BLOG 日記

クラス参加、開始!

今日からアリシアのクラスに参加しています。上級のクラスと、バタのクラス、2クラスを受講したのですが、やっぱりバタは楽しい!!新しい振り付けに出会うたび、私自身も、私のバタもマントンも、全身で喜んでいるのが感じられます。
その、アリシアのクラスに行く前に、トリアナにある、マヌエルベタンソスのアカデミアに行きました。

プエンテ・デ・トリアナ(トリアナ橋)からのヒラルダです。日差しが強いです。
5/4以降に、マヌエルを訪ねるように、とイタリアのコンクール主催者モニカに言われていました。
マヌエルが、ブラッソで迎えてくれました!
今日中に、アレナルの出演日について連絡をとってくれるそうです。
マヌエルにご挨拶した後、ギターのミゲル・ペレスのもとへ。
こちらも熱い大きなブラッソで迎えてくれました。(コンクールの結果について)本当に、本当に、嬉しいんだ!と何度も言ってくれました。
彼は、私が何度となくコンクールに挑戦し、その度に屈辱的な結果に落胆するその様子を、一番近くで見ていてくれたギタリストです。
”よくやく、やっと、公正な結果が下されたな”
とミゲルが言った時、思わず涙がこぼれそうになりました。
確かに、、長かったです。。
でもこれからは、優勝者という目で踊りをみられるから、私はもっと頑張らないといけない!と言うと、
違う、それは違う、とミゲル。
賞に劣らないために、全部完璧に、なんて考えるんじゃない、と。
プブリコ(観客)に届ける、伝えるために踊るんだ。
でも、プブリコの言うことを気にし過ぎてはいけない。フラメンコは、生きている芸術だ。今日の舞台をみんなが素晴らしいと絶賛する、でも別の日だと、悪いと言われるかもしれない。また同じ日でも、凄く良いと言ってくれる人もいれば、良くないと言う人もいる。
人の言うことに振り回されないで、自分の、ゆかりの踊りを踊りなさい、もうそれができる、踊り手であり、振付家なんだからなっ、と。
ミゲルの言葉は、果てしなく温かく、強い愛情に溢れている。
 
アレナル出演への肩の荷が、ストンっと音を立てて落ちた気がしました。
というより、自分の肩に、そういうプレッシャーのようなものが乗っていることにすら、自分では気付けていませんでした。
ミゲルは、それを見逃さなかったのです。
私は、私らしく、今まで通りに。
これからも、より自分らしいフラメンコを探し続け、みんなに楽しんでもらいたい、それだけです。
ミゲル、ありがとう。。
日本に、そしてここスペインに、自分のことを支え、愛して下さる方々がいてくれることに、、心から感謝です。。



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