BLOG 日記

発信する力。

9日(日)の夜、9/12の発表会のリハーサルを行った後の初レッスンは、昨日の群馬から始まりました。
今週は、リハーサルの反省点が各レッスンのテーマになります。来週から私自身が渡航しクラスが休講になることもあり、課題に対する具体的な練習方法を宿題としてお伝えしていきます。
初舞台の方が多い今回の発表会。
まず、リハーサルの率直な感想を生徒さんたちに聞いてみました。
共通で出てくるのは、
『いつもと音楽が違くて、分かりにくい。』
そうですね、でも曲は同じです(笑)
たくさんの舞踊がある中で、フラメンコが他と
“決定的に違う”のは、どんなことでしょう?…
それは、CDのような既存音源では出来ない、ということ、、
フラメンコは、音楽に合わせて踊るのではなく、踊り手が指揮者のように行き先を発信することで成立します。
つまり、コンパスという共通言語を使って、ギター、カンテに踊り手が言葉を発信するというのが大前提です。その後に、舞踊の要素だったり、芸術の部分、テクニックなどがあり、個性、カラーがついてきます。
いっぱい練習して、振付が踊れるようになること、もちろん大切です。
でもそれだけでは、まだフラメンコではないのです。
自分の振付の中に入っている言葉、例えばジャマーダ、レマーテなど、それぞれの役割や意味を、もう一度考えてみて下さい。
凄く重要な役割を、それぞれが持っています。(分からなければ聞いて下さいね)
そうしたら、それらがその役割を果たせるように、その部分を取り出して練習して、磨いてあげて下さい。
『発信する力』が、残り1ヶ月の目標です!



ページトップへ