ソロリサイタルまで、あと2ヶ月をきりました。
今はオープニングの曲を探っています。
昨年発表させて頂いた、ロス・カラメリートスに比べると、セリオな部分が多い展開になりそうなので、どのように、観ていただく方を引き込むか、会場全体の集中力をどこから、どのように持って行けば、一番伝えたいことが伝わるのか、考えています。。
学生時代に言われた、声楽の恩師。
やりたいこと、と観ていただく方々が欲しいもの、は必ずしも全て一致しない
作品を創るときは、いつもこの言葉を思い起こします。
(コンクールの時も、思い出さなくてはいけなかったのに、忘れてました…)
芸術は決まった答えがない分、それを観ていただく時、そのアルテに対して共感できるか、出来ないか、観てくださる方の趣味や趣向と共に感情が揺れ動くのだと思います。
外側からも、客観的に自分を観るようにすることも忘れずに、でも一番は、今の自分の内側にあるものと真っ直ぐ向き合い、素直に発信していきたいと思います。
それゆえに『Puro』(純粋・ピュア)と名付けたのですから。。