現在19:00からの厚木クラスは、ティエントの振付を行なっています。
振付、、
構想すること、創作すること、
私は大好きです。
自分ではなく、クラスで生徒さんに向けて創り、送ることで、一旦自分は第三者になり、動めく形をもっと素敵に、もっとフラメンコに、と探すのが大好きです。
だからみんなにはもっと踊り込んで欲しい！です。（笑）なぜなら、みんなが変わると、この後の振付もまた別の方向に変わっていくからです。
振付をすることは、一方的な発信ではない、ということですね。
ふと、セビージャでのあるクラスを思い出しました。
ラファエル カンパージョのクラスです。
その時の上級クラスには、有名舞踊団で鍛え上げた男子達が、ズラリと1列目で受講していました。
ラファが振付を踊ると、彼らは一瞬で振りをとり、さらには展開させて踊ってみせたりします。
それを見たラファが、さらに高度なテクニカを入れた振りに差し替え、、という凄まじいクラス。。3ヶ月後に仕上がった振付は、これでもかというくらい高度で濃厚なものになり、、(私には凄すぎて、毎秒必死でした。。)
最後にラファは、
これはこのまま踊るじゃない、踊るときは自分で考えろ、と。
もちろん、これはセビージャの上級クラスだからこその出来事ではありますが、その時、振付はクラスのエネルギーによって変わり、踊っていく人によってまた変わって行くことを、しみじみ体感させて頂きました。。
振付をもらったら、まずそれが何を発しているのか、分かるまで踊ってみて欲しいです。
締めているのか、歌っているのか、止まっているのか、流れているのか、誰が何を発信しているのか、、
練習はたどるだけでなく、よく探っていくと、すると新しい発見に出逢えて、またフラメンコすることへの探究心が湧き上がってくるはずです。
湧き上がったエネルギーは、クラスへ。
クラスで、お待ちしています。