寝たきり生活から少しずつ解放され、食事もきちんと摂れるようになってきました。
まだ電車の揺れが苦手で、乗ると頭痛と吐気にみまわれ、今のところ最長15分の乗車が限界ですが、元気です。
フラメンコが生活の一部であるのに、何故か東京に戻ってくると、観に行くこと自体に腰が重くなっている自分がいるのにふと気付きます。フラメンコは観るのもエネルギーが必要だから、ということなのでしょうか。スペインだと連日連夜でもワクワクするのに、、。
生の舞台で、カンテが全身全霊で振り絞るエネルギーを踊り手にマンダールするその空気の密度、それに共鳴する様に真っ直ぐに応える踊り手の潔さ、時に舞台は、何か神でも降りて来ているんじゃないかと感じるほど神聖な空気、、そういう領域を肌で吸収できるスペインのあの環境や空気は、同じく素晴らしいアルティスタが東京に居る時と、やはり何か違う様な気がするのは、気のせいなのか、、きっと私のコンディションの問題なのかな。笑
もっと良いコンディションになってフラメンコ生活を楽しむために、まず住むところを東京の外にするのが今の目標です。
願わくば海の近くに。