BLOG 日記

Puro

2014年。
新しい年が始まりました。
今年もどうぞ宜しくお願い致します!
新年は、とてもスッキリとした気持ちで迎えることができました。
おそらく年末12月25日(水)、アルハムブラでのソロライブを無事踊り終えることが出来たからだと思います。
当日は満員御礼。
師走のお忙しい時期にもかかわらず、お越し下さったみなさまに、心から感謝致します。
本当に、本当にありがとうございました。
salida   
 
tientos
te quiero mucho 
  seguirilla
alrgria    
buleria   
toreo
 
思い起こせば、このお正月で、帰国記念の初ソロリサイタルからちょうど3年が経ちます。。
帰国リサイタルの時は、スペインでたくさんの刺激を受けたTeatro(劇場)のフラメンコをやりたいという強い想いがあり、アサヒアートスクエアの舞台をお借りして、劇場作品を創りました。
今回はタブラオ。
至ってシンプルに踊りと向き合う。
良い仲間(共演者)と共に真っ直ぐにフラメンコと向き合って、いろんな意味で、再び原点に戻ったような気がしました。
タブラオは自分が育ってきた原点。
テアトロは自分の夢でもあるけれど、今回は舞台効果に頼らず、ただ真っ直ぐに、目一杯にフラメンコと向き合ったことで、やっと、この大地に足を着き、腰を据えて踊っている、という実感を得た気がします。
この実感を得るのに、3年もかかったなんて、自分でも驚き(呆れ果てる?の)ですが、それだけSevillaは、私にとってとても心地の良い場所であったこと、後ろ髪引かれる想いで帰国してから、日本の時間の速さに飲まれて、きちんと順応できていなかったこと、などの事実を処理するのにかかった時間なんだ、と今は思います。
自分で言うのもおかしいですが、
今年から、真の、井口裕香里の踊りが始まると思います。
コピーでない。感情の掃き溜めや慰めでもない。魔法でも幻想でもない。
今を生きる私が、今を踊っている。
それだけのこと、
そのことにやっと触れられた。。。
本当に、清々しい新年です。
今年はチャレンジします。
今後とも、どうぞ宜しくお願いします。
 



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