BLOG 日記

Senovilla y El teatro

トリノコンクールで頂いたセノビージャ賞を活用するべく、セノビージャさんのセビージャ店に行きました。
セノビージャとは、フラメンコシューズメーカーです。新しいブランドですが、デザインが豊富で人気があり、近年日本にも出店されています。
が、私は、今回初めて使わせて頂きます。
とっても素敵なデザインをオーダーして来ました!
出来上がったら、写真をアップしますね。
木曜日の夜はフエベスフラメンコで、カハソルの劇場に行きました。

カハソルとは、地方銀行です。今はカイシャという銀行と合併したのかな?
以前は、もっと大きなテアトロで開催していましたが、合併した際に、大きい方のテアトロは手放し、公演はこちらで開催されるようになったようです。
この日は、アンドレス・ペーニャの公演でした。
約1時間40分の公演中、アンドレは、ずっと舞台に立ち、ピリー・オガジャが踊ったアレグリアス以外全て、ずっと踊り通りました。
円を描くような、コンテンポラリー要素を含んだポーズを、椅子を使い形取り、静かに始まり、続くシギリージャからは気迫が伝わってきました。。
中でも、4人のカンテに囲まれ踊ったタンゴは圧巻。。カンテのエネルギーは凄まじい、、凄いです。電気が走るような感覚、光景でした。
終わりは、舞台上にアンドレ自身が舞台に寝そべり、静かにナナを歌います。。どこか闇に包まれるような感覚。。
終演後、彼の作品や近況について知る方の話しを聞き、、、改めて納得。。
当たり前ですが、踊りも作品も、その時の状況や、その人自身の心境が、大きく反映されるのですね。。
フラメンコを通して贈られるメッセージ。
じんわりと響く余韻と、新しい刺激をもらい、頭の中は、色々なイマジネーションでいっぱい。。
いつか、私も劇場でやりたい、、です。



ページトップへ