BLOG 日記

残り1週間

足首の痛みが出たり引いたりを繰り返していましたが、だいぶ落ち着いて来ました。
思いっきり練習出来ない日々が続いていましたが、もう残り1週間。
明日、明後日は渡航前の最終調整のため、出来る限り自分のフラメンコに集中します。
今日、久しぶりに前回6月12日にカディスで踊ったときの録画を見ました。
舞台で自分が踊っている録画は、幾つか持っていますが、変なところが小心者の私は、なかなか勇気が出ずに観ることが出来なかったり、観ても自分が目標としていたところにたどり着いていなくて落ち込んでしまったり、と、とにかく本番の録画に対して良いイメージがなく、、これではいけない!と意を決して動画と向き合っているのです。
ですが、このカディスの動画だけは違います。
この動画だけは、自分を元気にしてくれます。それは自分がどうの、ではなく、舞台で共演してくれたカディスの仲間とお客さんたちに感動するからです。
改めて観ると、お客さんたちがかけてくれた、たくさんのハレオ(掛け声)の中に、
『Viva Japon!』(日本、万歳!)
という声が幾つかありました。
じーん、と胸に響きます。
長い間、どうしたらスペイン人のように踊れるのか、答えのでない謎を解くように、踊ってきました。
でも、今はきちんと言えます、
私は日本人の踊り手。
私は私のまま、フラメンコを愛して踊っているのだと、心底、感じます。
そのことをより一層感じさせてくれたのが、今年のコンクールです。
そして、共演者の仲間。
パルマのナイム、ミゲル
カンテのピリー
ギターのラウル
遠い海の向こうに、そして、セビージャでもなく、カディスの地に、自分と同じ呼吸でフラメンコしてくれる仲間がいてくれる。。
彼らと一緒に練習出来るだけでも楽しみ!そしてファイナルとなれば、こんなに興奮するものはないのです。
早く海を渡りたい、Caiの風に吹かれて、みんなに会いたいです。



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