BLOG 日記

アレグリアスコンクール

8 月22日土曜日、第18回全国アレグリアス舞踊コンクール、グランファイナルにて踊りました。
コンクールが終わった後、一刻も早くみなさんにご報告すべく、何か書かなくてはと感じていたのですが、色々な感情が交錯し、上手く言葉にならない状態で、時間が経ってしまいました。
今はスッキリとした気持ちで、書いています。

先ずは、お世話になった方々、応援してくださった皆様に、心からお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。

私は、第4位に入賞致しました。

綺麗な三日月の輝く野外ステージで、
たくさんの想いを込め、踊りました。
客席からのハレオを沢山頂き、本当に光栄です。

友達になった参加者のみんなにも、共演者にも、とても良いエネルギーをもらい、コンクール主催のペルラの方々にも、とてもお世話になり、今までの人生では経験したことのない、本当に幸せな1日でした。

授賞式の際、賞状を授与して下さった審査員の方が、挨拶するとき私の耳元で
「他の賞をあなたにあげたかったが、それが出来なかった、ごめんなさい。」
と言われ、、その言葉が、どうしても受け止めきれず、なんと私は大人げもなく、ホロホロと舞台の上で泣いてしまい、司会の方が慌てて、”ゆかりが感激している”とフォローのアナウンスを入れてくれました。

今思うととても恥ずかしいですが、自分の想いが詰まり過ぎていたこともあり、楽屋に戻ってそのまま号泣。。
みんなに迷惑をかけてしまいました。ごめんなさい。
なんでしょう、とにかくいろんな気持ちが入り混ざって、単純に賞がどうのだけでなく、涙が止まりませんでした。

でも、本当に、とっても素敵な、素晴らしい日だったんです。
一緒に闘ってくれた仲間の踊りも、本当に素晴らしかった!

私は、この賞を頂いたことで、また次の挑戦に向けての希望を頂いたのだと、感謝しています。

また、この地に戻って来ます。
次回は、もっと肩の力を抜いて、純粋に楽しんで踊れるように。

話が前後しますが、楽屋での号泣に終止符を打ってくれたのは、カディスの子供達でした。
子供達は、”あんなに良かったんだから、泣かないでよ!一緒に写真を撮って下さい”
と言って、駆け寄って来ました。その子供達のはにかむ笑顔にこちらも自然と笑顔になれました。思えば、コンクールまでの数日間、ぺーニャで自主練習していた際も、踊りを勉強している子供が両親と訪ねて来てくれたこともありました。
外国人の私の踊りが、どのようにかは分かりませんが、何か響くものが、どこかにあったようで、それがとても嬉しかったです。

私にとってカディスは、愛しくて、大切で、とても特別な場所です。
みなさんのおかげで、私がいます。

本当にありがとうございました。
心からありがとう。



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