ダブラオに行くときの心情、、
観に行く時も、自分が出演する時も、昨夜のような心境になったことがありませんでした。
サラアンダルーサに向かう、恵比寿の改札を出た時には、ただただソワソワ。。
昨夜は、教室の3人の生徒さんが、イベリアさん企画のライブに参加出演させて頂いたのです。。
ソロで踊ることは、それぞれ経験済みですが、色々な初めてが彼女たちひとりひとりにあり、、
3人で出演します、と報告を受けた時の私は、大丈夫なの?!という心配の渦でいっぱいでした。
ダブラオに立つ、ということは、
お客様に”魅せる”ことはもちろん、共演者とコンパスを共有し、パルマも叩き、
流れが変わった時は即興力をフル稼働し、、など、習ったことをそのまま発表する発表会とは異なります。
そのことを理解した上での挑戦、、
だったら、彼女たちのチャレンジをサポートしよう、と昨年末からレッスンを重ねて参りました。
本番。
舞台上でのみんなの緊張はMax!でしたね。。
全力で支えてくれたのが、ギターのエミリオとカンテのミゲル。。
2人とも目が血走るくらい真剣な眼差しで生徒達を支えてくれました。
2人とも本当に、本当にありがとう。。
お疲れさまでした。
共演のみなさま、応援して下さったみなさま、本当にありがとうございます。
挑戦すること、緊張という空気の張りの中に精一杯頑張る姿は、美しいものです。
そのチャレンジ精神、手前味噌ですが、3人とも奮闘、頑張りましたね。
ただ、フラメンコの切り口で見ると、、まだまだ課題はたくさん、それは本人達が体当たりで実感したのと同時に、私自身も、教授活動について改めて見直す、反省の機会を頂きました。
これらは、生徒達がチャレンジしてくれたことで新しく見えてきた課題です。
振付や緊張に振り回されない、コンパスが揺るがない、フラメンコ力の育成。
4月からのスケジュール、ダブラオに立つためのクラスやコンパスのクラスなどなど、、ポイントを絞って力をつけられるよう、クラス開講をしていこうと思います。
定期的なスタジオライブなどで、場数を踏むことも大切ですね。
みんなで成長していきたい!です。