BLOG 日記

煙草の煙。

私は煙草を吸わないので、その煙にあまり良い印象はなく、むしろ好きではありませんが。。

ガラス張りの喫煙コーナーの中をモクモクと湧き上がる白い煙。

その煙は、まるで

人の疲れを吐きしているかのよう、
ため息をついているかのよう、
火のような言葉を吐いているよう、
昇っては消える姿が幻のよう、
言霊が湧き上がって消えるよう、

と様々に見えて、面白い。。

音を立てずに空間に発せられる存在、
消えて無くなる幻、

面白い、とても興味深い。。
喫煙が、ではないですよ。笑

人が吐き出す、紡ぎ出す、音のない表現のような、煙という存在が、面白い。

なんでもアルテの一部に見えてしまう症候群?!作品模索中の症状です。。
でもこういう瞬間は、ワクワクと静けさが胸に同調していて、とても良い感覚です。

テアトロという場所は、フラメンコという元々自由な表現の幅を、さらに広げてくれた存在です。

9/2ソロリサイタルの作品は、ダブラオからテアトロの階段に足を掛けるような作品にしたいです。

エルフラメンコの特徴と魅力は、
3方向からの舞台、
テアトロ並みの照明、
フラメンコな空間、

完全暗転や、天井方向の表現は、いつしかのテアトロにとっておくとして、その手前、ギリギリの手前まで挑戦したいです。

9/2金曜日、エルフラメンコにて。
4作目となる『Luna y Sol』。
誕生の瞬間を、1人でも多くの方と共有させて頂きたいです。。
ぜひお待ちしています。



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