BLOG 日記

去年のカディスから。。

昨日、衣装の仮縫いが終わりました。
とても素敵な出来栄えで、感激してしまいました。
今朝、恒例になりました事務作業に取りかかっていると、認証になってなっていなかったために見られていなかったメッセージがずらり、、
(未だにFacebookは苦手です。お急ぎの方はemail、電話を下さいね。)
その中の1番以前のメッセージ、、
さかのぼること去年の夏、カディスのバルアルテで行われた、アレグリアスコンクールのグランファイナルを観に来て下さった、地元カディスのお客さんからのものでした。
舞台上詳細に渡るまで、凄く感激して下さったことが綴られ、どうしても私に伝えたかったと、書いてくださっていました。。
そのメッセージに、去年の夏が、昨夜のように想い起こされました。
怪我にも気づかないくらいボルテージ最高潮のアドレナリン、
まばたきしないほどの眼力、
呼吸していた記憶がない程の、
一瞬の、闘い。
闘いの後、糸が切れたように大泣きしたこと、、
授賞式の舞台でも、楽屋でも、これをコントロール出来なかった、突然の土砂崩れのような、号泣。。
あの瞬間は、、
今まで生きてきた中で最も衝撃的で、
心臓が破けるんじゃなかというくらい、内側からの叫びを放出して、
踊っているときも、終えたあとも、
激しい衝撃の渦の中にいました。
その瞬間を目撃してくれていた方からのメッセージ、、
その温かいメッセージに、1年越しながら、直ぐにお返事致しました。
あの日のアレグリアスはもう2度と踊れませんが、あの日を越えて、今に続く私が、これから育んでいくアレグリアスを、大事に大事に踊っていきたいです。
あの日があるから、今の私がいる。
1年越しのメッセージに、熱く胸が高鳴りました。
このエネルギーをリサイタルに注入していきたいです。
ありがとうございます。



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