あっという間の2日間でした、、
大荷物で向かったので、ペルラまでタクシーを使う予定でしたが、カディス駅に到着すると、改札口でプレジデンテが両手を広げて待っていてくれました。
ライブではファルーカとアレグリアスを踊りました。
ファルーカはタブラオ向きでないことを承知で、この曲だけ当日エンサージョをしようと予定していたのですが、そのエンサージョではうぅん?!というハプニングが重なり、改めてタブラオ向きでないことを再確認、と同時に1時間後には踊らなくてはいけないので、とにかく必死で説明、本番は、なぜか彼らはバッチリなのは、やっぱり凄いですね。笑
アレグリアスは、特に決め事なし!
やっぱりこの曲には、光が、魔法が、あります。。
共演のSelu、Juan、Naim、Edu、ペルラの皆様、ご来場下さいました皆様、本当に本当にありがとうございました!!!
踊っている写真は、マドリッドのタブラオの広報の方が撮影して下さったので、コンタクトがとれましたら、またアップしますね。
翌朝は、衣装やマントンをまとめて日本
に郵送、と準備したら、1番大きいカハヴェルデがこんな状態に
カンカンの空気を抜いて、やっとの思いで閉めて、郵便局に運びました。
しばらく郵送を使ってなかったので、航空便で50ユーロくらいかな~、なんて思っておりましたら、大誤算、15キロで190ユーロ、日本円にして24000円強でしょか、、びっくりしてしまいましたが、持ち帰ることも出来ず、カードで決済を。
諸々含めると、やっぱり良いお値段です。飛行機の荷物にすると1キロ8000円くらいの超過料金がかかるので、それに比べれば、、ということにします!
やや身軽になった夜は、再びペルラに向かい、子供が対象のファンダンゴのコンクールにハレオをかけに行きました。
ほんとに、可愛い!
客席、手間でバッチリパルマを叩いていらっしゃったのが、アカデミアの先生だそうです。
可愛いだけでなく、なんだろう、コラヘがある子が凄く光ってみえます、将来が楽しみです。
私も子供クラス、実現したい!と思ってしまいました。
ペルラの皆さんや審査員の踊り手の皆さんにご挨拶が済んだところで、カディスのセントロから約10キロ、サンフェルナンドにあるペーニャ カマロンデラ イスラへ。
かの、カマロンの生家のすぐ側にあるこのペーニャはカマロンのために捧げられたペーニャ。彼の写真や遺品がビッシリ壁に飾られています。
この日は、ヘスリという、地元サンフェルナンドのバイラオールが出演していました。
こちらのプレジデンテにご挨拶すると、ライブ前のオープ二ングトークで、
“ペルラからコンクール受賞者の日本人が観に来ています、拍手を、”と紹介されて、光栄ながらも緊張。。
休憩中にヘスリを紹介して下さり、フィンデフィエスタに上がって、とお誘いを。思わず断ってしまうと、何言ってんの、ぜひ上がってね、とプレジデンテの奥様にも声をかけて頂き、、
カマロン像の前で、フラメンコを汚してしまうようなことは出来ない!とばかりこの上なく真剣に!?ブレリアに参加させて頂きました。
フィンデフィエスタが終わると、次回カディスに来る際に連絡をして下さい、と連絡先を、、
こちらのペーニャで踊らせてもらえる機会を頂けました!
ホームのペルラから、少しずつ広がっていく今後のフラメンコが楽しみです。。
本当にありがとうございます。
マドリッドに向かう前の今朝は、港から出港する海軍の出港式へ。
上官が到着すると、船上から
Viva Espa?a の掛け声
その後、21発の空砲。
のリアルの発射の音と火薬の煙にびっくり、周りにいたおばちゃんたちと、ヒーヒー言いながら耳を塞ぎました。
海の守り神を乗せ、出港。
戻って来るのは4ヶ月後だそうです。
100年の歴史を持つこの船は、主にスペイン国土の周りを巡り、海軍生の船上研修の場となるそうです。
カディスは海の街、海からの侵略被害を多く受けた歴史を持つこの場所に、海軍の存在は切っても切り離せないものなのだそうです。
沖に出で行く船の姿が、聡明で美しかったです。
船が沖に出たのを見送ると、すぐにマレタを取りに戻り、電車へ。
4時間かけて一気にマドリッドまで移動して来ました。。
カディスでの2日間が濃厚過ぎて、また早くて、ゆっくり海を眺める時間もなく、まだまだ居たい気分で、離れたくなかったのですが、また必ず戻る場所なので。。
第2の故郷、カディス。
また帰ってきます。
みなさんありがとうございました!
明日からはマドリッド郊外、パルラにて強化レッスンです!