BLOG 日記

5日も経った?!

カディスを発って、もう5日も経っているのですね。。
13日月曜日より、マドリッド郊外パルラという街にある、La Trucoのフラメンコ研究所で、約半年に1度行われるテクニカを中心とした集中講習のようなクルソを受講しています。
時間割はかなりぎっしり、朝9:00から14:00まで続けてレッスンが行われます。
内容的には、
9:00クエルポ、ブラソ
10:00バタマントン、もしくはアバニコテクニカ
11:00バストンとサパテアード
12:00パルマやフィンデフィエスタ
13:00ブレリア
という感じです。
レッスン終了後、膨大な内容を復習するため、スタジオレンタルをトゥルッコに申し出ると、
“ここはみんなの家と同じだから、スタジオ代はいらない”
という、温かい言葉、、感謝です。。
夕方のクラスが始まるまでの約3時間、その日の出来事と記憶を整理するための自主練をしています。
ということで、、
早朝から朝食用とお昼用のお弁当(といってもボカタなどです)を用意して、8時間ほどスタジオにこもっています。さすがに帰り道は、脚が上がらなくて、電車のステップ台に引っかかりそうになりますが転ぶことも、またスリにも合うこともなく、どうにかやっています。笑
この土日はプエンテで、月曜日が振替休日のため、世間は三連休なのですが、なんとこのクルソ、週末はオプションレッスンがあり、セビージャからカルメンレジェスマ、パストーラ、トロンボなど錚々たるマエストロたちがやってきて、1日4時間ずつのレッスンがあるのです。。もちろん振替休日の月曜日は通常の9:00始まりだそうで、、、
ラトゥルッコのこの働きぶり、本当に凄いです。。
また、今回初めてマドリッドでクラスを受けて思ったのは、感覚としては少し日本に近い感じです。って、カディスからやって来たら、特にそう感じるのかもしれませんね。
環境や受講生の状況も、やはりアンダルシアとは違う、スペイン国内なのだけど、フラメンコに時差のようなものがあるように感じました。
どっぷりフラメンコに浸かるなら、やはりアンダルシアなのだと改めて肌で感じた瞬間です。逆に、短期決戦でテクニカや振付を詰め込みたい人は、マドリッドが適しているのかもしれませんね。踊り手の私は前者ですが、教える仕事をしている今の私には、後者も必要なのではないかと、受講して改めて思いました。
たくさんの学びに眼からウロコと同時に、全く違う環境になった今は、フラメンコアイレ満載のセビージャの空気が恋しくて恋しくて、たまらないです。
気晴らしにセントロに出てみましたが、人が多くてビックリ!!

グランビア付近

ソル付近
やっぱり郊外暮らしがあってるなぁ、
なんで私の家、東京なんだろ?笑
今朝から足首と足底に痛みがあり、身体はかなり休息を欲していると分かるのですが、、
明日、パストーラがセビージャから運んで来てくれるアイレを浴びに、クラスに行こうかなぁ、と身体と相談中です。。



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