BLOG 日記

今年のアレグリアスコンクールは、、

まだみなさんにご報告しておりませんでした。

長い歴史のあるペーニャフラメンカ、ペルラ デ カディス主催のアレグリアスのコンクール、今年は、なんと開催がありません。。

これを先日、カディスにてペーニャのプレジデンテから直接聞いて、、
聞き間違いではないかと何度も聞き直し、もう役所の議会で決定したことだと言われ、、とてもとてもショックでした。。

とうとう、アレグリアスの地での、アレグリアスコンクールにまで、経済危機の波が押し寄せて来てしまいました。

毎年、アレグリアスコンクールは、カディスの役所の支援のもと、地域をあげてペルラが主催してきました。
当初グループとソリストと両方行っていたコンクールも、数年前から、経済的な理由でソリストのみとなり、そこからプロフェッショナルの踊り手の挑戦が中心となったものの、グランファイナル会場諸経費や賞金など、現在のカディス役所の財政では補うことが難しくなってしまった、
ということで。。

今年から、主にアカデミアを対象としたグループでの参加の年と、ソリストの年と隔年で開催することになったそうです。
ちなみに今年はグループの年です。

ただ、単純に経費を削減するのではなく、プロフェッショナルが対象となるソリストだけでなく、地元のアカデミアの活性や、子どもたちなど若い世代の育成も兼ねて、このような結果になった、とのことです。

そう聞いて、頷かずにはいられず。。

今年の目標が急展開で変わりましたが、これも私にとっては1つの転機なんだと思います。

教授活動とクラスの充実、自分のフラメンコに共感してくれる生徒さんたちを精一杯育てること、
そして日本でも緊張感の高い、質の良い舞台を目指して踊ること、
最後は、日本での自分の生活をもっと安定させ、内から幸せを感じること、

コンクールのために走ってきた5年間とは、走る方向も変わってきています。
新しい目標を念頭に、毎日フラメンコしていきます。



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