BLOG 日記

館林の日。

今日は、館林でのレッスンでした。

桜の花とお別れすると、館林はツツジで盛り上がります。
まだ寒さも残り、開花は始まったばかりようですが、小学校の花壇がこんなに綺麗に咲いていました。

生まれである館林にフラメンコで恩返ししたいと願って始めたクラスですが、なかなか苦戦中。。
それでも、一生懸命に通って下さる3人の生徒さんの熱意に励まされ、、
フラメンコを通して心を豊かに、人生に彩りとエネルギーを感じてもらいたい、をモットーでやっております。

群馬で育った私、
小さい頃から音楽が大好きで、芸術に触れることで、本当の自分を表現できた幼少期、、
実際に学校の授業や部活以外に芸術に触れられる機会は、ごく少ないものでした。
そのため、高校に入学してからは、レッスンも演奏会鑑賞も、毎週末東京まで通っていました。
当時、東京に出ることで触れることの出来た、本物の芸術、、

レッスンのたびに、師匠が実際に歌ってくれるその迫力、空気が共鳴するその声に衝撃を受けたり、、
初めて聴くことが出来た小澤征爾さんの創り出す音に涙したり、、
音大受験生の講習会に参加し、同じ志を持つ生徒に圧倒されたり、共感したり、、
それらを感じに、それらを掴みたくてたまらなくて、毎週、前橋から東京に通い
、、
東京に吸い寄せられるように出て来てしまった私ですが、、。

もっと身近に、いろんな芸術があったら、もしかしたらまた違った人生だったかもしれない、とふと思うのです。。
フラメンコをやっていたことには変わりないと思いますが(笑)、
例えば、もっと身近にいろんなジャンルのダンスや舞台に触れる機会があったら、音楽のプロフェッショナルになるために、音大を志望しなかったかも、しれません。。

たくさんのチャンスは、身近にあった方がいい!!
そのチャンス、選択肢の1つとして、フラメンコが故郷、館林にあったら!と。。

おびた熱は、なかなか広がらずですが(笑)

出来る限り、フラメンコの火を、館林に灯していきたいと思います。



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