月曜日の夜、小松原庸子先生のスタジオでお世話になり、真夏の夜のフラメンコの音合わせを行いました。
みなさま、大変お世話になりました。
発表会などのリハーサルで、生徒さんたちがムシコの方々に入ってもらうことで大きな衝撃(いつもと違う感覚)になる試練に、私自身何度か立ち会ってまいりましたが、、
今回、かなり衝撃的だったのでは?
意識が音に向くことで、フォーメーションが崩れ、フォーメーションが崩れると、バタをコントロールすることが不安定になってしまう状態、、
でもこの衝撃を現実として受け止め、残り数日、しっかり、食らいついてもらいたいです。
ムシコ(演奏者)の方々は、バックではありません。
伴奏者ではないのです、共演者です。
コンパスという共通の波に乗って、みんなで共有しないと、フラメンコは出来ません。1人では踊れないのです。
焦らずに、コンパスを聞こう。
ここがフラメンコの心臓。
バタデコーラは、何のためにあるのでしょう、何でバタで踊るのでしょう。。
共感、共生です。
バタは、
声を持っています、
意志を持っています、
表情があります、
その日のコンディションもあります、
バタと共感する、一緒に踊るということは、第1に、その相手を思いやって、感じて、察して、何があっても愛してあげること。
バタの存在が感じられないくらいに踊り込む、のではなく、バタとの阿吽の呼吸が感じられるまで、踊り込んで下さい。
この意識が変わると、一緒に踊る仲間たちとの呼吸も、もっと良く合って来るはずです。
みんなのエネルギーが、最大限に美しく輝きますように。