BLOG 日記

セビージャよりヘレスへ

セビージャに来てから、すっかり普通の生活に浸かっています。
毎回恒例の喉の風邪をひいていますが、踊りに支障はないです。
住み慣れた場所なので、新鮮な感覚や感動があるかといえば、特にはないのですが、とにかく落ち着きます。。
あまりに淡々とし過ぎかな(笑)
刺激や新しいものに溢れ過ぎている東京に比べ、いつ来てもここは、自分が留学していた時にタイムスリップしたような感覚になります。
毎日必ず往復する自主練のためのスタジオへの道を歩くと、長い時を超えて、留学時代寝ても覚めても手の届かないフラメンコを探していた自分の記憶と重なることができました。

目まぐるしい時代と国に生きる自分にとって、変わらない場所がある、ということの大切さを改めて感じます。
忙しくて見失いそうになっていた、本当の自分の根幹を再確認。
何を言われても、何があっても、私は私であるということを。
唯一変わったことと言えば、自分が歳を重ねているということと、クラスに入ると、ゆかりはトリノとカディスで賞を獲ったバイラオーラだ、と紹介されプレッシャーがかかること、でしょうか(笑)

そのプレミオに恥じぬよう、しっかり勉強し続けます。
さて、この週末は、ヘレスとカディスに行って来ます。
練習を終えて、急いで簡単に一泊できる荷物をまとめ、サンタフスタ駅に走り、タキージャで、待てど暮らせど進まない行列にイライラしながらも、発車15分前にチケットをゲットすることができた!のですが、、
17:45発の電車、30分以上待っても来ず、、

火曜日がアンダルシアの日で祝日なので、今日から連休でお出かけの方も多いらしく、とにかく遅れてます。
やっと電車が来ると、ホームに車両乗車表示などがないので、途端に老若男女問わず自分の席の車両目指してホーム中を走り回ります(笑)
30分以上もみんな待っていて余裕があったのに、最後はダッシュ?!
もちろん全員が乗り終わるまで発車しないので、この積み重ねが遅延のひとつの原因でもあるんでしょうね。
慌てて走る自分にも笑えました。
それでは、行って来ます!



ページトップへ