今夜はフェスティバルデヘレスの2日目。
たくさんのプログラムの中で1番観たかった、ホアキングリロとアントニオカナーレスの作品を観にセビージャから来ました。

昨年はフェスティバルの在り方に意を唱え、公演がキャンセルとなったホアキングリロ。再びビジャマルタの舞台で観ることが出来たのが、本当に嬉しかったです。
大大大好きな踊り手です。
私はフラメンコ評論家ではないので、ファンとして、感動したことを書きます。。
2時間に及ぶ大舞台は、2人の個性が見事に炸裂して調和し、本当に本当に素晴らしかったです、、
2人のサパテアードが会話しているとしか感じられないブレリア、カナーレスの存在感とパンチ、グリロのピュアで繊細な音の描写、ムシコスの強大なエネルギー、、
ため息が出ます、、
最高でした。。

グリロの踊りを観ると、凄く楽しいのと同時に、こちらのハートの琴線まで送られてくる、彼のハートのメッセージに涙が込み上げます。。あぁ生きていてよかった、フラメンコに出逢えて、本当に良かったと、心の底から感じられる瞬間をくれる彼のフラメンコ。
ギターの音を、クエルダの揺らぎまで捉え全身で音を表し、彼の背中からハートを突き抜けて響くカンテに燃えるようにサパテアードし、振り返り様のブラソの緩みに儚さを見せたり、、
スーパーフラメンコでした。。
あんな風に、真っ直ぐに生きたい。
生きる力を、ありがとう。